山陽オートレース場の特徴
山陽オートレース場とは
山陽オートレース場は山口県の南西側、山陽小野田市埴生にある海近くのオートレース場です。
元々は1951年に開場された柳井市にある「柳井オートレース場」でしたが、1955年に台風22号の被害などから閉鎖され、当時の山陽町に移転して1965年に山陽オートレース場としてリスタートしています。
日本のオートレース場の歴史は1949年頃から始まっていますが、柳井オートレース場もそんな黎明期に開場したオートレース場の1つです。
今の山陽オートレース場が開場されてからの期間だけでも、2022年現在では57年間運営されていることになる、歴史深いオートレース場です。
山陽オートレース場の特徴、見どころは?
山陽オートレース場は山口県という日本の中でも南西方面の県にあること、更に九州に近い方面の太平洋側にあるので、温暖で晴れの日が多い気候をしています。
ただし同時に海沿いの土地柄なので湿度も高く、地面は湿っている傾向があります。
晴れが多い土地柄だけに、選手たちは試走を晴天用のタイヤで走ることも多いのですが、レース直前で雨が降ってしまうと、その晴天用タイヤで雨天の路面を走らなければいけないんです。
選手が本来のポテンシャルが発揮できない事もあれば、そもそも雨天の方が得意、勝負強いという選手もいます。
歴史あるオートレース場だけに新品のようなキレイさではないものの、ホームスタンドが広いので、観戦出来る角度が幅広くなっています。
スピード王決定戦(G1)、令和グランドチャンピオンカップ(G1)、若獅子杯争奪戦(G2)といった記念レースが開催されています。
2019年からは全国でも2場目のミッドナイトオートレースが開始されました。
またレース会場としてだけでなく、新鮮な地元野菜が直売される土曜市や、選手のファンサービス・ファンイベントなど、オートレーサーファンには嬉しい地元密着系のイベントも度々行われているみたいです。
こうしたイベントは公式サイトから確認できます。
また公式サイトのTOPから飛べるのですが、「山陽オートOFFCIAL」という山陽オートレース場公式のYouTubeチャンネルも開設されていて、ライブ配信されたレースのアーカイブ視聴もできます。
山陽オートレース場にアクセスするには
山陽オートレース場へのアクセスは、電車ならJR西日本、山陽本線の埴生駅になります。
駅から会場まで直結の連絡橋があるので、迷わずに現地へ向かえます。
スロープ状なので移動しやすく、徒歩の所要時間は2分くらいです。
車なら山陽自動車道の「埴生インター」から約5分、中国自動車道の「小月インター」から約20分で到着します。
駐車場は最大3500台、無料で駐車できます。