胸が熱くなる!バイクが出てくるレースマンガ
ふたり鷹
 『ふたり鷹』は高校生の沢渡鷹が主人公となるレースマンガで、描写が熱くて魅力的です。
 苗字は違えど、名前も年齢も同じである東条鷹に出会い、互いにライバル関係になって切磋琢磨します。
 当時は描かれた車体がリアルにあるもので、憧れる人が大勢いたことでしょう。
 例えば沢渡鷹と東条鷹が乗っていたのはZ400FXで、DOHC4気筒エンジンを使用していました。
 他にも沢渡鷹の母親である緋沙子は、アメリカのスポーツカーであるシボレー・コルベット・スティングレイに乗っていて、現実にあるものを上手くマンガの内容に反映されています。
 最終的に沢渡鷹と東条鷹は耐久二輪レースに出場し、バイク好きなら胸が熱くなる展開です。
バリバリ伝説
 『バリバリ伝説』はバイク好きな30代後半から50代前半の人なら、知っている人がかなり多い作品です。
 少年マガジンで連載され、1983年から1991年の8年間も続いていました。
 普通の走り屋だった高校生の巨摩郡が主人公で、レースに出るライダーになります。
 最終的に世界チャンピオンの舞台へ向かいますが、巨摩郡の努力や思いを描いた背景はしびれるものです。
 特に1980年代はバイクの販売が盛んになり、当時はバイクに乗っているだけでもかっこいい風潮でした。
 マンガやアニメで1期、2期とあるように、バリバリ伝説3部構成になっていて見ごたえがあります。
 最初はまだバイクに慣れていない高校生時代を楽しみ、次に全日本選手権に出場する姿、最後に世界大会であるWGPを見届けましょう。
 一見、とんとん拍子で世界大会に出場しているように思えますが、主人公がいくつもの苦難を乗り越える姿は見ものです。
トップウGP
 『トップウGP』は2016年5月になると月刊午後に連載され、半年後の同年11月に単行本が発売されました。
 作者は藤島康介先生で、『逮捕しちゃうぞ』『ああっ女神様』の作品を描いたことで有名です。
 主人公は宇野突風で、作品名を連想させる名前になっています。
 家庭や周辺の環境がバイクレースの関連性が深く、バイク好きにとって羨ましい描写がされていて魅力的です。
 突風は一度見れば記憶できる特技を持ち、父親に勧められたバイクに乗って難なくバイクを乗りこなしました。
 選手権に出場するほどの幼馴染である新井真音と行動することが多く、迫力あるレースシーンは見ものです。
 苦難やアクシデントを絡めた情熱的なマンガで、多くのファンに愛されています。
ばくおん!!
 『ばくおん!!』は2011年2月に「ヤングチャンピオン烈」に掲載され、2016年4月にテレビアニメ化されたマンガです。
 丘乃上女子高に通う佐倉羽音がヒロインで、バイクに乗っていた天野恩紗に惹かれて入部したのが始まりになります。
 男気溢れるマンガではなく、コミカルに描かれてる世界観が楽しめて魅力的です。
 バイクを知らない初心者でも知識が入りやすく、ギャグマンガで読み飽きないのが特徴になります。
 実際にマンガやアニメの中では現実で実在するバイクが多数あり、描写もしっかりしていて迫力満点です。
 例えばホンダのCB400SF SPEC3やヤマハのセロー225Wが出てきます。
 バイクをまだ購入していないなら、マンガやアニメを見て選んでみるといいでしょう。
