オートレースのルールを押さえておこう!

オートレース開催地

オートレースの開催地は5カ所になり、関東地方に2カ所、中部地方に1カ所、中国地方に1カ所、九州地方に1カ所です。
近畿地方や東北地方にはなく、近場にある人の方が少ないことでしょう。
関東地方は埼玉県川口市にある「川口オートレース場」と、群馬県伊勢崎市にある「伊勢崎オートレース場」があります。

中部地方は静岡県浜松市の「浜松オートレース場」で、中国地方は山口山陽小野田市の「山陽オートレース場」、九州地方は福岡県飯塚市にある「飯塚オートレース場」です。
全て市の名前が含まれているため、オートレース場がある県に在住している人は覚えやすいでしょう。

オートレーススタート時のルール

スタート時のルールは4つでわかりやすいため、すぐに覚えられて簡単です。
まずはスタートの合図をする前に発送した場合、「フライング」になって再発走になってしまいます。
学校の50m走でも、同じような光景を見たことがあるでしょう。

また、オートレースの特有のルールとして「出残り」があります。
出残りとは、発走しても動かなかったり、発走直後に停止することです。

他にも出走するために発走補助ラインがありますが、合図前に接地しないでスタートすると「後方スタート」になって罰則対象になります。
また、合図があっても「スタート戒告」というルール違反になり、接地しないといけません。

オートレース発走後のルール

発走後はのルールは全部で5つです。走行時では走路が決められていて、内部や外部を踏み越えてしまうと「内戦・外線突破」となり反則失格になります。
他にも反則に関するルールがあり、軽微な妨害をしてしまうと「競争戒告」になってしまい、6回出場中1回なら罰則になりません。
ただし、競争中に押圧や衝突、斜行して進路を交差すると「反則妨害」になります。
重大な支障を与えると、一発で反則失格になるため、レースで見る機会は少ないでしょう。

まだまだ独特のルールがあり、3位以内に入着し雨天等走路状況に変化がなかった条件に起こる2つのルールです。
1つ目は「タイムアップ」で、本番の競争タイムが試走タイムより良かった場合は罰則になります。
2つ目は「試走戒告」で、試走タイムが競争タイムがより0.02秒/100m以内の記録を6回出場中で2回やってしまうと罰則対象です。

レースの種類

レースの種類はたくさんあり、夜のナイターレースやミッドナイトレースを除けば4種類です。
注目度が高い順だと、SGレース、GⅠレース、GⅡレース、普通レースになります。

SGレースは年に5回しか行わなくて、選手にとっても観客にとっても見どころある時期です。
最高賞金額は3000万円であり、最終レースは12月31日になります。
レーサーの王座を決める戦いであるため、参加するなら年末のSGを見に行きましょう。