一度は行ってみたいツーリングルート【関東】

全長が約40kmもある伊豆スカイライン

伊豆スカイラインは静岡県伊豆半島の東側にあるツーリングスポットで、全長が約40kmもあります。
温泉や海が魅力的な熱海市から伊東市まで走行でき、富士山がきれいに見えて絶景です。
カーブも凹凸も少ない道路で、斜面もありません。
ライダーにとってツーリングにベストな環境で、休日は交通量が多いです。

熱海峠や天城高原を越え、天気がいい日は気持ちの良い走行ができます。
特に滝知山パーキングから見る眺めは最高で、多くのライダーが集まる場所です。
駐車場は無料で、45台駐車できます。
朝6時から夜の22時まで利用できるため、夜景を見に来る人がいて人気です。

ライダーの聖地のビーナスライン

ビーナスラインは長野県にあるツーリングスポットで、長野県の芽野氏から上田市まで続いているライダーの聖地になっています。
関東から距離が近く、霧ヶ峰富士見台や美ヶ原高原の眺めは最高です。
特に美ヶ原高原は標高が2000m以上であり、気温が下がって風も吹いています。

夏は涼しく、冬は寒いため適切な服装を着るようにしましょう。
見渡す山と目線が同じで、街を見下ろせる景色です。
諏訪ICや佐久ICから40km以上走行すればビーナスラインに辿り着くため、気長に道中の絶景を楽しみながら目指しましょう。
山道でカーブは多少ありますが、風を切るように走る感覚は快感です。

ビーナスラインに向かうコースは多数あり、見られる景色も異なります。
コースは白樺湖、車山高原、霧ヶ峰、美ヶ原の4つです。
途中で道の駅に寄れば、走行するプランも変わってくるため、まずはどこを走るか決めておきましょう。
特に三峰茶屋だと軽食を食べながら景色を眺めることができ、良い休憩所です。

太平洋を眺められる房総フラワーライン

房総フラワーラインは全長23kmもある関東ライダーの聖地で、太平洋を眺めで走行できます。
名前がフラワーであるように、春になると菜の花が咲いていて良い景色です。
どこまでも続きそうな黄色の花で、1つの線のように連なって見えることでしょう。

房総半島から東京湾近くまでしかない道であるため、交通量は少ない場所になっています。
渋滞があるとせっかくのツーリングが楽しめないため、バイクにとって走りやすい環境といえるでしょう。
ノーストレスで走行でき、潮の香りと涼しさで気分爽快です。

晴れた日は空の青さ、菜の花の黄色、四季によって表情を変える木々の鮮やかさでまた訪れたくなるエリアになります。
走行する機会があるなら、菜の花が咲き乱れる2月から3月あたりがおすすめです。
適度にカーブや斜面がありますが、初心者でもなんなく走行できます。

山道が多い志賀草津道路

志賀草津道路は群馬県から長野県まで結ぶ道路で、全長50kmもあります。
草津といえば有名な草津温泉があり、温泉目的で通るライダーは少なくありません。
見渡す限り建物がほとんどなく、山道が多いです。

ただし木々で囲まれることなく、町を見下ろせる高さで走行できます。
走行時の高さは約1500mで、最も高い所だと2000mを超えて気持ちがいいです。
通行料金は無料であるため、食費や宿泊費、温泉の入浴費程度で済みます。