一度は行ってみたいツーリングルート【北海道・東北編】
ライダーならぜひ一度は訪れたい…といわれるツーリングルートはいくつかありますが、今回は北海道・東北エリアで「行ってみたいな~」と感じたツーリングルートを厳選!
長距離ツーリングの見どころや注意点をまとめました。
日本海オロロンライン(北海道)
北海道の日本海側にあり、小樽から稚内までを目指す380kmに渡るルート。通称オロロンラインと呼ばれるツーリングの聖地です。北海道に来たら、たいていのライダーはここを目指すのではないでしょうか。
日本海を横目にサロベツ原野や利尻富士を見られるスポットもあり、「これぞ北海道!」という感じの壮大な自然を肌で感じられるルートとして人気です。
途中には「黄金岬」があり、日本海に沈む夕日を堪能できるスポットも。北海道の海の幸を存分に楽しめるお店も軒を連ねています。
なお、各所に風車が建っていることから分かるように、海岸沿いのため風にあおられやすいエリアでもあるオロロンライン。走行時には突風に気を付けたいところです。
八幡平アスピーテライン(岩手~秋田)
岩手県と秋田県の間にまたがる、八幡平を貫く全長27kmほどのルートです。豊かな自然に囲まれた道はだんだんと標高を上げていく、東北屈指のワインディングロードとなっています。高所が苦手な人だと少し厳しいルートになるかもしれませんが、それだけの絶景が保証されています。
初心者でも無理なく走ることができ、爽快なカーブを駆け抜ける楽しみもあります。
秋には一面が紅や黄色に染まるほどの紅葉に出会えますし、冬には道路の脇に積まれた7~8mの雪壁「雪の回廊」を疾走できます。
県境の見返峠付近にはレストハウスがあるほか、沿道には温泉が点在していて、ライディングで疲れた体を癒せるのも魅力敵です。
磐梯吾妻スカイライン(福島)
吾妻連峰に囲まれた大地を走る、30kmほどのルートです。吾妻八景、福島の三大絶景とも呼ばれるコースの一つでもあります。
春先には「雪の回廊」が現れ、秋には絶好の紅葉スポットとなり、それ以外も見どころが満載のルート。
「天空の道」と呼ばれる不動沢橋(つばくろ谷)は、深い谷底に広がる大自然がスロットルを緩ませるほどの絶景。秋には眼下一面に紅葉が広がります。
浄土平の荒涼したダイナミックな風景は、ここが日本であることが信じられなくなるほど。火山ガスが出ているので駐停車ができませんが、だからこそ人工的なものが一切ない雄々しい景色を堪能できます。