あこがれの女性オートレーサー

男女が同じフィールドで戦える数少ないスポーツ、それがオートレース!

オート界でも女性レーサーが続々と表れていて、2019年時点で女子オートレーサーの割合は14%となっています。まだまだ少ないですけど、それでも1割は女性の選手。まだ男性が多い世界だろうと関係なく、楽しそうに走る女子オートレーサーの姿は本当にカッコいい。

ここでは、「いつか私もこうなりたい!」という勇気をくれる女子オートレーサーを紹介します!

佐藤 摩弥 選手(川口)

2011年は、44年ぶりに女子オートレーサーが2名誕生した年なんですよ。そのうちの一人が佐藤選手、愛称は『サトマヤ』。オートの世界に入るまでは、5歳から続けていたモトクロスでも好成績を収めていた選手なんです!

もちろん実力も折り紙付き。S級でも上位のレーサーで、女子オートを牽引する存在でもあります。

岡谷 美由紀 選手(浜松)

オート界の「クールビューティー」と言えば岡谷選手!

高校生時代にはスピードスケートをしていて、インターハイでは3位、国体では2位の成績を残しているそうです。会社員になった経験がある選手でもあり、製造業で機械の組み立て・設計に携わっていた経験が整備に役立っているとか。

最初は伸び悩んでいたので「大丈夫かな…」という不安の声もあったものの、その後でめきめきと成長を遂げた選手です。

藤本 梨恵 選手(伊勢崎)

藤本選手は元プロボクサー。オートでは異例の経歴の持ち主といわれています。ボクシングでは王者に輝いたのちに引退。ボクシングで完全燃焼をした後にオートレースに出会ったそうです。

オートでは32期としてデビュー。19走目で勝利を挙げてスタートダッシュを決めて、今もファンからの心をがっちり掴んでいる選手です。

益 春菜 選手

2018年10月に引退した選手ですが、女子オート選手としての5年間で通算優勝回数は4回、女子初のS級(S40)レーサーだった益選手は外せません。

モトクロス経験者だったのですが、モトクロスでも4度のチャンピオンに輝いた経歴の持ち主。オートレースでも、当時は女子レーサーとして最多の優勝数を誇る選手でした。

益選手にあこがれてモトクロスやオートレースの世界に飛び込んだ人も少なくないのではないでしょうか。それくらい大きな功績を残した選手です。

まとめ

独断で、カッコイイ女子オートレーサーをまとめてみました!

養成所では男女比の差を小さくしたいという意向もあるらしく、今後はもっと女子レーサーが頭角を表すかもしれません。そう思うとワクワクしますね。

レースで勝ち抜く覚悟に男女差はありませんが、「女子だから」という理由で気兼ねすることなく、堂々と参戦できる環境が整いつつあるの間違いありません。

オートレース場で女性レーサーを見る機会は増えてきたけど、これを機に女性のファンがもっと増えてほしいなあ…と思います。